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2023年、いきなり年賀状じまいをしました。

我が家で毎年、12月25日付近に頭を悩ませていたのが『年賀状の発送が間に合わない!!』という案件でした。

年賀状って、12月25日までにポストに投函すると全国どこでも元日に送り先に届けてくれるんですよね。

ありがとう郵便局のスタッフさんたち!

でも、年賀状書きが間に合わない!

そんなこんなで、年賀状に一言添えながらちまちま書いていたのですが、夫氏が『突然ですが、本年で年賀状じまいをします』と一言添えていたのです!

以前から気にはなっていた『年賀状しまい』突然終わらせていいものか、もっといい方法はあるのか。

気になったのでマナーなどを調べてみました。

年賀状じまいをご検討中の方のお役に立てばうれしいです。

年賀状じまいのマナーについて

年賀状しまいを伝える時期

来年の年賀状を辞退するなら、相手には12月初旬までには伝えましょう。

これより遅くなってしまうと、相手側がすでにあなた宛ての年賀状を用意している可能性があります。

補足情報
年賀はがきの販売開始日11月1日
年賀状の受付開始日12月15日

年賀状じまいを相手に伝える方法

メール・SNS・電話で伝える

友人や年賀状以外でもお付き合いややり取りをしている相手であれば、「年賀状じまい」をメールやSNSで伝えることが多くなっています。

来年の年賀状から年賀状のやり取りを辞めるのであれば、なるべく早い時期に伝えましょう。

メールやSNSは相手の表情が見えないので冷たい印象になってしまうこともありますよね。

なるべくならば一斉送信は控えて一人ひとりに向けたメッセージを添えるなど心のこもった対応をしたいものです。

年賀状や寒中見舞いで伝える

きちんとした形で相手に気持ちを伝えることができ、通常の年賀状準備期間の12月に手配しても十分に間に合います。

年賀状や寒中見舞いで年賀状じまいを伝えると、

相手の手元にはがきが残ることもメリットの一つです。

以前届いた年賀状を確認しながら作業する人が多いので、「年賀状じまい」の旨が書かれた年賀状や寒中見舞いが残ることで相手も再認識することができます。

新年の挨拶である年賀状で「年賀状じまい」を伝えることに抵抗がある人は寒中見舞いで伝える方法もあります。

寒中見舞いは松の内が明けてから立春まで(1月8日から2月3日ごろ)に届くように投函しましょう。

年賀状じまいのはがきでお知らせする。

『年賀状じまいのお知らせ』のはがきが販売されています。

こちらも、相手の手元に残る形で年賀状じまいをお知らせできる方法です。

フェードアウト型

様子を伺いながら徐々に減らしていく方法です。

義理で年賀状のやり取りをしている人は、一度年賀状を送るのを止めてみましょう。

相手から年賀状が届かない場合はそのまま。

相手から年賀状が届いたら、遅れて年賀状を送りなおす。

毎年これを繰り返して少しずつフェードアウトしていきます。

「自分の気持ちを察してね!(言ってないけど年賀状じまいだよ!)」という相手への信頼の上で成立するので、あまり良い印象ではないし長期戦になります。

デジタル年賀状に変える

LINEで年賀状を送ることができる『スマートねんが』があります。

ポストに投函する手間もなく、住所がわからない方にも送ることができるので便利ですね。

ただし、ビジネス関係の年賀状にデジタルツールを使うことは避けましょう。

取引先にはきちんと年賀状を出すか、直接足を運んで新年のあいさつをするのが一般的です。

LINEで年賀状を送るのは、友人・親戚・親しい同僚など身近な関係者のみにしておきましょう。

年賀状じまいの文例集

あなただけでなくすべての人に対して辞めるということを伝える

辞めたい理由を伝える(多忙な時期・年齢・郵便料金の値上げなど)

年賀状のやりとりは辞めるが、付き合いを辞めたいわけではないことを伝える。

配慮したいことは、

印象の良い内容を心掛けること

相手の年代によって伝え方を変えること

今後も親しいお付き合いを続けたい旨をメッセージで書き添えることで、相手にも良い印象を与えることができます。

文例①

あけましておめでとうございます

昨年は大変お世話になりました

本年もよろしくお願いします

さて急なことではありますが

家族と相談した結果

来年からはどなた様とも年賀状でのご挨拶を

控えさせていただくこととなりました

今後はSNSで皆さまへ

近況報告やご挨拶をしますので

お手すきの際にでもご覧ください

文例②

あけましておめでとうございます

昨年はお世話になりました

本年もよろしくお願いします

さて勝手ながら本年を最後として

皆さまへの年賀状を

控えさせていただくこととなりました

SNSなどのコミュニケーションを活用し

より密に関係を築ければと思っております

今後も変わらず

SNSでお付き合いいただければ幸いです

IDは以下のとおりです

年賀状に一言添える場合

・本年をもちまして、年始のご挨拶を失礼させていただこうと思っております。

 ・今後は、年賀状を控えさせていただこうと思っております。

 ・毎年の年賀状も、今年限りで失礼させていただこうと思っております。

 ・本年をもちまして、新年のご挨拶状を最後とさせていただきます。

我が家の場合

①あなただけでなく皆様に年賀状じまいをすること

②今までと変わらずお付き合いは続けたいこと

の2点を一筆手書きで年賀状に書いて送り出しました。

年賀状のやり取りをしまいたくない人もいる

数年に1度くらいしか会わない。

でも自分の人生に大きな影響をくれた恩人には年に1回のはがきでもやり取りを続けたい。

そう思える人がいます。

その方たちは、夫婦で話し合って年賀状のやり取りを続ける人を厳選してメモに残しています。

来年の予定

来年の年賀状は、

年賀状を送り続けると決めた方+喪中などで年賀状じまいを伝えることができなかった方用に10枚程度を用意する予定です。

数十枚用意していた昨年までを考えると、とても気持ちが楽になりました。

まとめ

年賀状じまいの方法

伝える時期:来年分から辞める場合は12月初旬には相手に伝える。

伝える方法:①電話・メール・SNS・年賀状じまいのお便りなど。

伝える方法:②来年の年賀状や寒中見舞いに「年賀状じまい」をする旨を一言付け加えておく。

伝える方法:③フェードアウトする。

伝える方法:④デジタル年賀状に変更する。

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